グレイプバインのアルバムは
2001年6月3日7月じゃなくて8月1日。
この前まぎらわしいこと書いちゃったもんな。
自主的に訂正。
6月と7月にシングルをリリースして
8月にアルバム。
怒涛の3ヶ月連続リリース。
ポニーキャニオンの注文書によると
一皮剥けた楽曲なんだそうだ。
メンバーが一人休養に入っている状態での
リリースになるが、意気込みは充分。
ここんとこ、変化を感じられない部分が
あっただけに、聴くのは楽しみ。
ゆずのライブアルバムも決定。
これから行われる東京ドームの模様なんだとか。
始まってないのにリリースは決まってる。
すげぇ。
ちなみに、以前にあった「歌時記」同様、
初回限定生産商品なので、ファンの人は早めに
予約しておくべき。
「予約」で、お話をひとつ。
今週発売したTOKIOといい、
X JAPANのライブ盤といい、
初回盤はあるか?との問い合わせが多すぎる。
これは今週に限らず、毎週初回ものが出る度に
初回盤を探しに奔走してるお客が多数来店する。
特に先週発売したマッドカプセルマーケッツの
フィギュア付きシングルなんか
尋常じゃない数の問い合わせがあった。
毎回思う。
初回盤を探し回るくらい欲しいなら
何故、「早めに」予約をしない?
マッドカプセル〜については、ビクターから
上限(注)がかかった為に、各CD店に入荷する
数がめちゃめちゃ少なかった。
(注)上限と言うのは、生産数が少ない商品に
ついて、メーカー側が各CD店から受けられる
受注数を制限してしまうこと。
〜枚までしか注文出来ない。ということ。
↑は「生産限定」の時の場合。
通常のリリースで初回盤があって、上限商品
となる時はメーカー側が指定した数までしか
初回盤で入荷しない、ということ。
残りの入荷分は全て通常盤になる。
この場合は発売の半月前くらいにならないと
割り振り数がわからない。
マッド〜は前回のチョロQ付きシングルの時に
ファンは判ってるハズなのに。
6月も同じように完全生産限定の第2弾があるんだぞ?
また、必死になって探し回るのか?
今回のがムリだった人は、今からじゃ予約すらできない。
2枚ともリリース情報は同時だったから
ぬかりない人は5月のを予約した時点で6月のも
予約したはずなのだ。
泣く泣く、7月のアルバムで我慢するしかない。
ってのはアルバムに失礼か?
音楽中心の生活を送っている人間からすると
中心でない人の初回盤や予約に対する
認識の甘さを痛感させられる。
普段音楽を聴かない人に限って、発売後、
何週間も経ってから「初回盤ありますか?」と
くるから、たまったもんじゃない。
音楽好きの人が多く通う外資系CD店なら
こんなことも少ないのかもしれない、が、
街の小さなCD店ってのは日々の買い物のついでに
やってくる人が多いから始末が悪い。
初回盤の意味さえわからない年齢の子が
「あのCDには○○がついてるから」と、
母親やおばあちゃんに頼み、当然それが初回で
既に売り切れてしまってる事を知らない
おばあちゃんは一生懸命、孫の為に探すのだ。
不況の風が厳しい現在、
レコード業界だって例に漏れず厳しいワケで
「完全生産限定」や「完全受注生産」、
そして、初回盤も〜万枚生産限定にする傾向に。
過剰な数のCD生産は出来れば抑えたいのだ。
各CD店も欲しい枚数の初回盤が
なかなか手に入らなくて四苦八苦している。
メーカー側から数を制約される他にも
店自身が入荷数を控えめにしてる場合もある。
今回のX JAPANなんかは、2枚組な上に
値段も約5000円。
仕入れ金額もバカにならないので、
売れ残った事を考えると店も弱気になる。
しかも、いくらカリスマだったからとはいえ、
解散してかなり経つバンドのCDだ。
どこの店も、メインアイテムにするには
気が引けたんじゃないだろうか。
今のCD店は、過剰に在庫を持たない傾向にある。
種類の豊富な外資系でも、昔のシングルは殆ど
置いてなかったり、新譜でも微妙に上げ底に
ディスプレイされてるのを見たことがあるだろう。
音楽業界も売れるものと売れないものの落差が
激しくなっていて、結構ウラでは切迫してるもんなのだ。
これからのリリースで、一番メジャーなところだと、
6月20日発売のaikoのニューアルバム。
上限に関してはお馴染みのポニーキャニオン。
GLAYや嵐でもよく泣かされますわ。
ウチが出したイニシャル(入荷日に入る最初の数。
平均1〜2ヶ月前にメーカーに入れる。
コレ以降の追加はバックオーダー扱いとなり、
入荷も発売日以降。)に対して、割り当てられた
初回盤はイニシャル数の3分の1。
6月に入る前に、予約で全て終わってしまった。
よって、19日の入荷日に店頭に並ぶのは
最初から通常盤となるのだ。
まだ発売まで2週間ちょいあるのに、コレだ。
もっと困る事に、何故か発売日が判ってから
すぐに予約には来ないで、ギリギリになって
予約に来る人が多いのだ。
特に学生さんなんかはお小遣いとの相談があるから
決断しかねるのだろう。
予約のドタキャンなんて、店にとっては
全然迷惑なことじゃない。
その時になって買えなくても、とりあえず
予約だけはしておこう、で、全く構わないのだ。
こだわらない人は、いい。
少なくとも、初回盤にこだわる人は
どんなジャンルであれ、発売日が判った時点で
予約するべきだ。
初回盤の生産数を控える傾向は、もうしばらく
続きそうだから。
ちなみに、今週発売のゴスペラーズの
ラブソングコレクションも上限商品。
aikoほどではないし、沢山予約の入るタイプの
アーティストではないから
入荷日当日でも初回盤はあるだろう。
が、現在ブレイク中ゆえ、のんびりしてると
発売日には通常盤のみ、なんて店もあるかも。
こういうことも、地域や店の大きさなんかによって
全然あてはまらないことである。
場所によっては、誰もが必死になって探してるのに
ある場所では、いつまでも初回が残ってたり。
初回盤や初回特典についてすごく気になる人は
まずは、その特典がどんなものなのかなんて
確認で手間を取る前に、まず予約を。
何件ものCD店を掛け持ちして予約したっていいんだから。
ただ、予約キャンセルの電話くらいは入れよう。
こっそりムカつかれるだろうが(笑)
「困ります」なんてことは言われないはず。
(私はムカつかねぇぞ。初回盤イッコ浮くから
キャンセル待ちに使えるし。)
ただし、キャンセル不可の店もあるだろうから
自分の使う店のシステムくらいは知っておこう。
わたしゃ、説教ババァか?
や、いちCD店員の悲痛(笑)な叫びでしょ。
おやすみーーー。
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