ザ・ストロークス
2001年8月26日最近、仕事から帰ってくると異常に眠い。
なので、帰るなり4時間ほど眠って
夜中の2時、3時あたりから色々やりだして
明け方もう3時間ほど眠る、と言う生活が続いている。
コレを書いてる現在、21時。
眠い。
さくさく書いてひとまず寝るぞ。
本日はNY出身の新人バンド、THE STROKES。
デビューアルバム「IS THIS IT」。
下半身裸の女性が黒の皮手袋をはめた手を腰に当てているジャケは
音楽そのものが絶賛を浴びたイギリスでは物議を醸し出したそうだ。
そのせい、と言うワケではないが、
USA盤は別のアートワークで発売されるとのコト。
若いだけに色々な音楽の要素に影響を受けているのだが
根底にあるのは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに通じる
NYパンクの香り。
私が「パンクは苦手」と思っているのは
恐らくロンドン・パンクの方で
前衛アートと共に成長してきたと言うNYパンクは
どこか洒落ていて、鳥肌が立つほどカッコイイ。
ザ・ストロークスと言うバンドは
その当時の、音の響かせ方やセンスを
最も嫌味のないカタチで現代に蘇らせたのかもしれない。
「あんた達いくつよ?!」とツッコミも入れてみたくなるが(笑)
とにかく、センスがいい。
確か20歳前後なはずなんだけど、
CDを聴きながら、あまりのレベルの高さに
ひれ伏したくなったくらい。
人によってその基準は様々だとは思うが
私にとって、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのような音は
「敷居が高い音」と言う位置付けになっている。
敷居が高い、なんて言うと難しくてとっつきにくい、とか思われそうだが
ソコはちょっと、違う。
ゾクゾクする音の響き、乾いたリズム、
そして洒落た空気を伴うアンサンブル。
あまりにカッコ良すぎて、逆に尻込みしてしまうような感覚。
今まで私が聴いてきた知識と経験だけでは
恐れ多い、と思ってしまう。
そんな音楽。
今回、ザ・ストロークスに、そう言う感覚を覚えたのは
本能で、ゾクゾクするようなカッコ良さを見たからだと思う。
ついでにボーカル、ジュリアンの声が良い。
現代にこう言うバンドがいるってのは、嬉しいね。
私よりもう少し年いってる人だと
逆に懐かしく感じるのかなぁ。
ちなみに、バイトくんは
私の「敷居が高い音」の話を聞いて
自分の場合はエルビス・コステロがそうかもしれない、
と、言っていた。
ポップな曲が多い中、たまに「難しい〜!」と
頭をかかえそうになる楽曲があるんだとか。
みんな、意識してないだけで、
意外に「敷居の高い音」あるのかもね。
「もう少し修行して、出直して来い!」と
自分を戒めそうになるほど、カッコイイ音がね。
おやすみ。
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