今日は10月。
2002年2月24日10月、東京に戻ってきた私は夜中に水を吐く日々だった。
色んなことが重なって、色々考え過ぎて、
東京の喧騒まで拒絶してたんだろか。
夜中に吐いた水を掃除する時のアホらしさったら、もう。
精神神経科で受診をした時のことなんか、たいして憶えてないんだけど
「全てのことが、全部違う気がする」とは言ったと思う。
「気がする」じゃねぇな、「違う」んだ。
今言ってる言葉も、言ってるそばから全て違う。
この世に存在してるもの全てと共に生きてる事ですら「違う」。
でも、私はこの世に存在してるもんだから、多分、混乱を招いてた。
そしたら先生は「うん、違うんだよ」と言った。
うう、お約束の「賛同」かい、とかその時は思ったけど
後でHP見て、どうもこの先生、ホントに「違う」でいいらしい、と。
これ、おそらく先生の学説にも繋がってるんだろな。
「違う」と感じてる自分は、「違う」で正しい。
今、ここで生きてても「違う」と感じる事に、
不安や焦燥感なんかを感じてても、それはそれでイイと。
現実逃避をして、それじゃマズいんじゃないか、と
もしかしたら思ってるかもしれない自分を
全て「よし」として「受けとめる」。
東京に戻ってきて、この「受けとめる」と言うことから私は始める事にした。
自分の考える全ての思考、それがどんな良い事であろうと、
どんな邪悪な事であろうと、虚無な事であろうと、
全て「受けとめる」。
簡単に言っちゃえば
「そう考えちゃうんだもん、しょーがねぇじゃん。」
「えーのですよ、それはそれで、そう思ってて。」
そういうこと。
それでも10月は、バランスが取れなくて
まぁ、だから吐いたりもしてたんだろうな。
貰った抗不安剤も、震えが激しい時は躊躇なく飲むことにしてた。
頭痛薬や風邪薬飲むのと同じ感覚で、誰もが持っててもいいもんなんだそうだ。
そんぐらい気軽で構わないんだが、
貰うのに精神神経科受診を通らなきゃなんないってとこがねー。
めんどくせぇ。(笑)
戻ってきた私を最初に待っていたのは、なんと同居人の転勤!
本人にしてもかなり急なことだったらしく、すんげぇ動揺してた。
なんせ辞令を貰ったのが9月の終わりで、10月アタマには引越しだったから。
猫4匹と私(笑)をどうしよう?ってことで、相当悩んだらしい。
で、結局は私が猫の世話を請け負うってことで、
家賃の割り振りも現状維持で、辞令を受けることになった。
同居人曰く「東京に帰れるとこがあったほうがいい」とのこと。
私としては、家賃そのままなんで(笑)全く問題ナシ。
そして、現在、ボロ家に一人暮し。
さてと、何はともあれ、RADIOHEAD IN 横浜アリーナですわ。
あまりライブ派でない私にとって、横アリは初めて。
ああ、もうね、観れて良かった。
行ったのは確か4日の最終日だったんだっけな。
生で聴きたかった曲が全部セットリストに入ってて、感無量。
幸せいっぱい。 ゴチソウサマ。
これが2001年最後のライブとなった。
だってねぇ、10月を過ぎて貯蓄もなくなり、
とうとう激貧生活に突入してしまったんだもの。
家賃や光熱費、引き落としなんかで精一杯。
食費もまともに抽出できてないからさ。 現在も(笑)。
ライブはおろか、CDだって買えやしない。
なのに行きたかったライブは限りなく・・・。
イアンブラウン、シャーラタンズ、ビョーク、ガービッジ、
ケミカルズ、プロディジー、シガーロス、ベルセバ、ミューズ、
オーシャンカラーシーン、マーキュリーレヴ、ザストロークス・・・。
あーー、あとエレクトログライドだよーー。
悔しいから羅列してみた(笑)。
お金って切なひ・・・。
さ、気分を変えてリリースね。
まずはhydeのソロ始動!でしょー。
「evergreen」は個人的にはあんまり、で(笑)
アレンジがちょっと引っ掛かっちゃったのかもしれんな。
エイフェックス・ツインの新作は現在も私のヒーリングアルバム!
彼みたいな音のジャンルのものは、技術とか、そういう感覚じゃなく
単純に私の中で「落ち着く」音楽として成立してる。
だからこそ、エレクトログライドー・・・ぐっすん。
ライブ映像とかもリチャードの意向で全く見れないしさっ。
同じような理由で、シガー・ロス万歳!!!
エイフェックス・ツインよりも更に好きなタイプ。
ビデオも長いんだけど(笑)コレもまたイイ。
ビックリしたのはインキュバス。
新作「モーニング・ビュー」は、巷のへヴィ・ロックの一つだと思ってた、
つーか、今までそうだったじゃん!なんてツッコミも虚しいほど
「私の好きなアメリカンロック」な部分が良く出たアルバムになってた。
大変貌。 毛嫌いしてた人も聴いてみていいかも。
あとパルプね。こっちもブリットポップ全盛の頃のアルバムは
今一つ入り込めなかったんだけど、今回の新作は聴き易さテンコ盛り。
基本的にはジャーヴィスの声はスキなので、密かに応援してる。 おほほ。
あっ、そうそう! コーネリアスの新作がっ!
私の青春(笑)、小山田くんはいつの時代も素晴らしいよ。
今回は彼のキャッチーな部分とコアな部分が
イイ具合でブレンドされた感じがしたなぁ。
うーん、充実。 良い出来だ。
邦楽は何があったっけ。
ボニー・ピンク、スガシカオ(どちらも良かった!)
・・・はて、あとは?(笑)。
東京に戻った私は無職状態。
で、10月はどうやって稼いでいたか。
短期バイトじゃ。
貧乏がツライのは百も承知、しかし今は金よりも自分の精神状態が大事。
ってコトで1日おきに短期バイト。
続けても2日。
それを少しづつ伸ばしていって、身体を慣らしていくようにしてた。
職種も接客は徹底的に避けて、ずっと倉庫内作業。
お昼休みはヘッドフォンして、回りと会話もせず。
10月後半からは、短期バイトしながらも
やっぱりCD屋やりてぇな、ってのがあったので
イイのがないか、ずっと探してた。
そしたらさ、見つけちゃってさ(笑)。
面接行ったらその場で採用。
11月から再び、CDライフが始まる事になったのだ! うきゃ!
詳しくは明日。
おやすみ。
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