今日は1月そして2月。
2002年2月27日2002年。平成14年。
ビジネス街のCD店は仕事納めから仕事始めまで
営業してても人件費の無駄なので
きっちり、一週間近くお休みだった。
これ、何年振りだろ。
とあるデザイン事務所に勤めてた頃以来だから
7、8年振りくらい・・・?
年越しで戻ってきてた同居人と、よく遊びに来てくれるもう一人と
3人で年越しそば食べて、のんびりゆったり、年越しらしい年越し。
おだやかで、よかったな。
同居人の買い物に付き合って、久々に新宿、原宿を散策もした。
12月にもたらした精神状態の変化が
年を越してもそのまま持続。
この状態に、年明け後、プラスされたのが私の出した結論。
この世の全て、自分の目に見えているもの、
聞こえているもの、触れているもの。
全部に感じてた矛盾感や虚無感。
それは私の中に、まぎれもなく存在するもの。
コレを「そこにあるもの」と「受けとめ」、
それでもヤバくなりそうな時は、「どうでもいい」と思うようになった。
「どうでもいい」。
人と話してようが、何かをしてようが、全て、「どうでもいい」。
心の奥底で潜在的に思っていたであろう、この感情を
自分の気持ちの浅いところまでもって来れるようになったのだ。
人として罪悪感や後ろめたさなんかを感じていたから
心の奥ーーの方に閉まっていたんだろーな、と解釈してる。
でも、思っちゃってるから。
そう思ってる自分を認めないと、同じコトが続いてしまう。
でね、浅いところに「どうでもいい」を置いておくと
逆に、世の中に存在してるモノや事柄を楽しめるようになってきたんだ。
「どうでもいーや」って思いながら接してると、
なんの構えもなく、何かを思うことなく、楽しめる。
この結論は、時に接してる相手にも、顔を出すようになった。
例えば、相手と会話してて、
「この話興味ないですよねー(笑)」なんて
向こうが気を遣って言ってくれる事に対して、
前の私だったら「ううん、そんな事ないよー」とか言って
そのまま興味ある振りしてドツボにはまってたもんだが
今はニッコリと「うん、興味ない」。(笑)
会話がそこで止まろうが、気まずくなろうが
相手が不機嫌になろうが、知ったこっちゃねぇ。
相手の空気を読み取り過ぎて、ビクビクしてた頃がウソのようだ。
でも、仕事中はたまにビクビクが出てきたりするので
そんな時は、「どうでもいい、どうでもいい。
こんな事はどうでもいいことなんだ。」
と、呪文のように繰り返すようにもなった。
こんな結論はヤバいのか?
もはや、ヤバいかどうかだって、どうでもよくなっている。
少なくとも、現在生きて、生活してる事を楽しめているのだから。
常に襲ってくる絶望感や虚脱感はそのままに、
私は自分にとって一番有効な
「現実を受け止める、現実逃避」を楽しんでいるのかもしれない。
この処方がいつまで続くのか。
そんなことすらも、今はどうでもいい。
感じている事そのものは、8月前と全然変わっていないのだから。
さてー。1、2月のリリースいこうかね。
まずはケミカルブラザーズ「Come With Us」。
彼らを「ケミブラ」って言う人多いじゃん?
私これがダメでさ(笑)。
ヒスを「ヒスグラ」って言うのと同じくらい、ダメ(笑)。
で、中身なんだが。
先に出たシングル「いっとびっがーんいんあぅふりかーかーかーかー」(笑)
が、ちょっとイマイチだったのね。
だからあんまり期待してなくて。
そしたら直前先行の「Star Guitar」がすんごい良かったのよ。
極端だな、と思いつつ聴いたアルバムは
うん、まぁ、ケミカルだよね。ってな印象。
と言っても、やっぱりこれだけ入り込み易くて
しかもクオリティも良し、となると見事だよな。
リチャード・アシュクロフトとコラボした「THE TEST」が
今度4月にシングルカットされるよ。
このシングル、イギリスのレコード会社と日本の会社でもめたみたい。
イギリスは一曲目の「Come With Us」で行きたいって言って。
で、結局はそれぞれの国が出したい曲でカットされることに。
ビデオはどっちも作るみたいだから、どっちも観れる、かな?
イギリスの方のはムリかな?
今年に入って早々に感激させて貰ったのが
イギリスの新人バンド、HAVEN。
2月アタマにアルバム「BETWEEN THE SENSES」が出たばかり。
メロディが美しい上に、Vo.ゲイリーのファルセットにメロメロ。
通して聴くと、基本的にはイギリス王道的な感じもあるんだけど
微妙に耽美が見え隠れする、私好みのバランス。
ああ、美しい。 一緒に歌えちゃう。
新人と言えば、THE ELECTRIC SOFT PARADE。
バンド形態にも関わらず、その枠に収まらない、
なんとも言えない不思議な音してる。
もイッコ、ホントに出たばかりのTHE COOPER TEMPLE CLAUSE!
やっと出たねー。
でもねー、せっかく店にサンプル来たのに
聴く前に試聴機に入っちゃってさー。(泣) 未だ未聴。
RADIOHEADの前座やってたCLINICのアルバムも出たばかり。
ウチの店的に良く売れたのは
プリンスとアラニス・モリセットのニューアルバム。
うーーん、年齢層が伺えるね(笑)。
邦楽は、でかめのタイトルが毎週何枚か
へヴィーローテーションで店の中流れてるので
発売日には聴き飽きてしまう、と言う恐ろしい状態で仕事してる。
そうそう昨年私の中で久々のアイドル、
つーか最後のアイドル(笑)だよこれは、と感じた松浦亜弥ちゃん。
つんくモノ苦手だけど、このコに作る曲はイイ意味でヤバいよね。
そしたらさ、ある人が日記で同じ様に感じててさ。
笑っちゃったね。
歳は割と離れてるっぽい(実年齢知らんから(笑))んだけど
きっと私と同じバイオリズム持ってるね。
あまりに意外なトコで一致したもんで、思わず話題にしてみた(笑)。
今日は何と言ってもhydeの3枚目「shallow sleep」の発売日。
購入はまだ。 でもビデオは観た。
もぉ、どうしましょ。 美しすぎる!
「angel’s tale」程ではないけど、スキな方かな。
アルバム「ROENTGEN」に向けて露出が増えるね。 嬉しいね。
なんてったって、明日は「H」表紙だしね。
今回hyde一人だからかな、
「Rockin’ On Japan」も然り、出る雑誌が冒険してる。
振り返り日記は今日でオシマイ。
付け足しで、最近THE COOPER TEMPLE CLAUSEやHAVENにも勝る、
相当気になる新人バンド発見!
THE MUSICっていうんだけど。
SSTVやMTVなんかでも流れ始めてるから
加入してる人は是非観て!って薦めたいくらいかっちょよい!
判ってる情報としてはリーズ出身のバンドで
全員10代(!)で、4月あたりに来日するかもってコトくらい。
デビューアルバムはまだまだ先の話みたい。
明日からは、少し短い文になるかな。
おやすみ。
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