小沢健二。

今ね、SSTVで小沢健二くんの特集観てるのよ。
若かりし十数年前、フリッパーズギターが全てだった私。
基本的には小山田くんの方が好みの音だったけど
小沢くんの方だって、きっちりリリースは押さえてた。

そんな小沢くん、それはもう久し振り過ぎるくらいの
ニューアルバム「eklectic」を今週リリースした。
音専誌の至るところで話題に挙がってるようだけど
私としては、期待に胸膨らますって感じでもなかったな。
出たら聴く、そんぐらいのスタンスで。
ウチの店、小沢征爾と一緒に並べてんのよ。
なんでそうするかなぁ。　なんかそうしちゃいがちだよなぁ。
同じ並べ方してる店、絶対他にもあるな、こりゃ。

そして、出た音は、と言うと。
なんだか、色んな意味でヤバめなんだよねぇ。
どう表現したらいいのだろ。
そのーなんだ、様々なもんが混ざった音色に
拒絶と愛着が同居してるような。
80年代のニューミュージックによく見られたような
アレンジがあるかと思えば、80年代後半の
アーバンコンテンポラリー的な雰囲気もあって、
だけど、時にすごいソウルフルで、かと思うと、古臭くも感じたり。
なのにエレクトロニカみたいな音も混ざってたりして。
でも、私の苦手なフュージョンぽい味付けも出てきて。
総合的な割合でいくと、苦手な音を盛り込んでる率が高い。
にもかかわらず、するっと入ってくるメロディ、歌に戸惑う。
以前とは違う少しふっくらとした声で、
英語詞かと聞き間違うほどの日本語詞コーラスと供に歌う小沢くん。
はぁ、どうすりゃいいのさ、このもどかしさ。
すんげぇ苦手系な気がするのに、なんだか好き。
だから、「色んな意味でヤバめ」（笑）。

27日のウチの店的にでかいタイトルは、
ELTのリミキシーズ3とトランスの同時発売。
ELTってちょっと見ちゃうのよ。
今だに続いてるかどうかは知らんけど、teっちゃん絡みで（笑）。
ELTを見ちゃうって言うよりかは、持田香織ちゃんを見てしまう。
しかもELTの曲は苦手なのに、彼女が作曲した曲はなんか好きで。
だから「jump」好きだったんだよねぇ。
売上はあんまり振るわなかったようだけどさ。
その「jump」も含め、最近エイベックスに
大量移籍してるクラブ系アーティストがこぞってミックスしてる。
内容は決して好きとは言い難いんだが、
一曲目の「jump」のリミックスは、異様に耳にこびり付く。
スタッフの一人が「遠くで聴いてると、蚊が跳んでるみたい」
と言ってた。　うはは。　そんな感じもするわ。
あ、トランス無視してる。　私はトランスはパスなのでね。

hydeの3枚目「shallow sleep」はまだ買ってない。
今日出た「H」もまだ。　表紙ステキね。
RRNとB PASSが揃ったら、一緒に購入予定。
それまでは立ち読みもせず、お楽しみにしとくんだー。
やっぱこう、フロントマンだからかなぁ？
動き始めると、一番ドキドキしちゃうんだよね（笑）。
二の腕むっちりのへヴィメタhydeから、
かなりヨーロピアンテイストに変化してて、ああ、美しい。
「shallow sleep」を撮った監督ってさ、
SUGIZOと柴咲コウちゃんの出てる「SOUNDTRACK」って
映画の監督さんなのね。　二階さんだっけ。
映画紹介の番組を観てたら、なんか色味に共通点あり。
今回は「angel’s tale」より限定盤が無くなるペースが早い。
もうあと1、2枚しか残ってないぞー。
やっぱりちょっと嬉しい。
あの棺桶、レジに持って来る人に
思わず暖かい眼差しを贈ってしまう私（笑）。

GLAYの新曲は良く売れてる。　恐るべし「あいのり」効果？
洋楽ではブランディの新作が一番かな。
アラニスは2週目にして、微妙に失速気味。

書籍の方は、CDと併設してる階が文庫とコミックの階で
「MONSTER」の最終巻がめちゃくちゃ売れた。
ついで「20世紀少年」。どっちも浦沢直樹じゃん。
売れっ子だねー。
梅図かずお「漂流教室」の文庫コミックも良く売れた。
電車の中吊りでも、TVドラマとのタイアップで広告出してた。

明日はMISIAのベストが入荷してくる。
たった3日でメイン台のELTはお払い箱（笑）。
グッズが当たる抽選会もあるよ。
なんか知らんけど、サッカーがテーマになってる。
サッカーシャツとか、タオルとか。
やっぱ2002年だから？　うーーーん？

書き終わったらオザケン特集は既に終わり、
元ちとせの「ワダツミの木」が流れてる。
なんか売れてるね、この人。　私は苦手。　声が（笑）。


本日の電車のお供：アンダーワールド　ボクーフィッシュ
　　　　　　　　　　　　居眠りも出来ない一枚。
　　　　　　　　　　　　そしたら後半寝ちゃって、一駅乗り越し。
　　　　　　　　　　　　焦ったわい（笑）。


おやすみ。