バッドリードローンボーイ。
2002年5月3日2枚同時に出るという予定だった、
バッドリードローンボーイの新作は
一足お先に、この秋日本でも公開される映画
「アバウト・ア・ボーイ」のサウンドトラックからお目見え。
ウチの店の入荷は1枚だったにも関わらず、
サンプルが届いてくれちゃって、嬉しい限り。
ココからはBDBと略して書くね。
だって、長いんだもん、名前(笑)。
スカパーに入り、CD店に勤めるようになり、
聴くCDが一気に増え始めた2000年。
彼がファーストアルバム「The Hour Of Bewilderbeast」を
発売したのも、その真っ只中だった。
私のアンテナに引っ掛かったのは、ビデオの可愛らしさと、
楽曲のアレンジの面白さ。
なんとなく、私が苦手とする牧歌的な雰囲気があるくせに、
丁度良い按配のオシャレ加減があるもんだから、困っちゃう(笑)。
どんな人かと思いきや、「酔いどれ吟遊詩人」なんて
言われてるキュートなオッサンだったし。
なんか、ライブが凄いんだってね、この人。
お酒を煽りながら、ズルズルダラダラ、
曲を聴かせる、と言うよりは、一緒に飲みながら
楽しいひとときワンマンショー、みたいな感じだって。
そう言えば2000年当時、そんなライブレポを読んだ覚えが。
あまりのマイペース振りで、ライブ予定時間を大幅に延長、
会場側から苦情が来たくらいなんだそうだ(笑)。
で、今回のサントラは
中古レコードショップで働く中年男の映画「ハイフィディリティ」
と同じ原作者の小説「アバウト・ア・ボーイ」が
映画化されるにあたって、全ての音楽をBDBが手がけたもの。
BDBは私の中ではすごく新鮮な音楽を創る人で。
普段好きだな、と思う特徴の強い声とはちょっと違うし、
きれいなメロディだけど、万人向けとも言い難い。
だけど、アレンジの妙、と言いますか、
なんてことなさそうなのに引っ掛かっちゃうんだよねー(笑)。
彼の持つ空気が、イイ具合に全編を包んでいて
ダレて聴き飽きる感覚がないんだな。
サントラに徹するのではなく、あくまでも、彼のオリジナルアルバム。
「アバウト・ア・ボーイ」の監督さんが、彼のファンで
全ておまかせで、自由に創らせてもらえたそうだ。
可愛らしく、渋い、そんで田舎くさい、でもオシャレ。
この混ざり具合がたまらんのよ。
シングルになってる「SILENT SIGH」のビデオが
現在、各ビデオチャンネルで流れてて、コレがまた可愛いんだわ。
もう一つのアルバムがホントに出るのかどうかは
ちょっとよく判ってないけど、
変わらぬBDBサウンドを期待して。
★本日の店内BGM PICK UP★
お休みのせいか、好きなもんを流してても
社員のお兄ちゃん、何にも言わなかった(笑)。
客寄せも虚しいほどのヒマさ加減だもんねぇ。
1枚目からクラムボンの「リ・クラムボン」で。
リミックス好きな私は、オリジナルよりも
リミックス盤の方を好きになってしまう率が高い。
クラムボンは原曲ももちろん好きなんだけど、
今回のリミックスは、割と私好み。
でも実は、クラムボンて、亀田誠治さんのプロデュースした
最近よりも、デビュー当初の頃のが好きだったりする。
最近のもイイけどっ(笑)。
おやすみ。
コメント